Amsale Aberra(アムサレ・アベラ)

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Amsale Aberra アムサレ・アベラ

エチオピア・アディスアベバ出身のデザイナー、アムサレ・アベラ。自分の着たいドレスがなかなか見つからず途方に暮れた彼女はシンプルで洗練されたドレスを自分で作る事に。Harve Benardで勤めた経験からブライダル誌のオーダーメイドドレスを手がけたのがアムサレの最初の仕事だったのだとか。つまり彼女の最初のクライアントは雑誌社のファッションエディター達。タウン&カントリー、メトロポリタンホームに続きW誌などでも人気を博しクラシック&モダンなスタイルを確立。1997年にはイブニングドレス市場でも立て続けに成功。

もともとアムサレは、裕福な一家に生まれ、外交官の父、センス豊かな母の影響を受け、自分の服を自分で作る多感な少女時代を過ごします。バーモントの大学に通うため渡米したも、エチオピア政府の崩壊で外交官の父は投獄されることに。途方にくれたアムサレは一文無しでスタートする事に。
ボストンに引っ越した彼女はボストン・ステートカレッジを卒業しその後ニューヨーク州立大学のファッション専攻で学びます。ビジネスセンスも持ち合わせたアムサレは抜け目のないビジネスセンスもあり、グラマーなラインを得意とするケネス・プールを雇い、彼との契約が終わるとメディアのお気に入りのオースティン・スカーレットを雇いグラマラスラインを続け、その戦略がヒット。今ではハル・ベリー、ジュリア・ロバーツ、アンジェラ・バセット、リサ・クドロー、サルマ・ハエックなどのセレブ達を魅了するトップブランドとなりました。